
求人サイトに掲載しても応募が少ない、応募があっても条件が合わない。中小企業の採用でよく聞く悩みです。応募を考えている人の多くは、求人サイトを見たあとに会社名で検索し、自社サイトの採用ページを確認します。ここで「情報が古い」「何をしている会社かわからない」となると、応募前に離脱します。
この記事では、2026 年に当社の採用ページを作り直した経験をもとに、採用ページに必要な要素と作り方をまとめます。
採用ページに必要な 8 つの要素
1. 募集職種と募集要項
職種ごとに、業務内容・必須スキル・歓迎スキル・雇用形態・給与・勤務時間・休日・福利厚生を表で示します。求人サイトと同じ内容で構いませんが、求人サイトより詳しく書くことが大切です。給与は「経験により優遇」ではなく、幅でも具体的な金額を載せた方が応募者の不安を減らせます。
2. 具体的な仕事内容
「WEB デザイナー」という職種名だけでは、1 日の仕事が想像できません。扱う案件の種類(業界、規模)、使うツール、一人で担当するのかチームで動くのか、社内案件と受託案件の割合など、入社後の 1 週間が想像できる粒度で書きます。
3. 会社の事業と考え方
会社概要ページへのリンクで済ませず、採用ページの中で「何をしている会社で、何を大切にしているか」を短く書きます。応募者は条件だけでなく「この会社で自分が成長できるか」を見ています。
4. 職場の雰囲気がわかる写真
採用ページでもっとも差がつくのが写真です。素材サイトの写真ではなく、実際のオフィス、実際に働いている人の写真を使います。写真のポイントは次の 3 つです。
- 実際の仕事中の様子(打ち合わせ、作業風景)
- オフィスの全体と、デスクまわり
- 社員の表情が見えるもの(集合写真より、2〜3 人の自然な場面)
社員が写ることに抵抗がある場合は、手元や後ろ姿、オフィスの風景だけでも、素材写真よりずっと伝わります。当社では出張写真撮影として、採用ページ向けの撮影を 1 日単位で行っています。
5. 動画(あれば)
45 秒程度の短い動画で、オフィスの様子と社員の一言を見せると、文章と写真では伝わらない空気感が伝わります。応募者がスマートフォンで見ることを前提に、音声がなくても伝わるようにテロップを入れます。当社では「リクルートページお任せプラン」として、採用ページ 5 ページの制作に写真撮影 1 日と 45 秒の動画をセットにしたプランを用意しています(料金はこちら)。
6. 選考の流れと連絡の目安
「応募 → 書類選考 → 面接(1〜2 回)→ 内定」のように流れを示し、書類選考の結果はいつまでに連絡するかを書きます。連絡の目安がないと、応募者は他社に流れます。
7. よくある質問
「未経験でも応募できますか」「服装は自由ですか」「リモートワークはできますか」など、面接で毎回聞かれる質問を先に書いておくと、ミスマッチが減り、問い合わせ対応の手間も減ります。
8. 応募フォーム
求人サイト経由でなく自社サイトから直接応募できるフォームを置きます。設計のポイントは次のとおりです。
- 入力項目は最小限に。氏名・ふりがな・連絡先・希望職種・雇用形態・志望動機(任意)・履歴書の添付、程度で十分です
- 履歴書・職務経歴書は PDF・Word・画像のいずれでも添付できるようにし、ファイルサイズの上限を明記します
- スマートフォンから応募する人が多いので、スマートフォンでの入力を必ず確認します
- 送信後は自動返信メールで受付を知らせます
- 個人情報の扱い(プライバシーポリシー)への同意を取ります
当社の応募フォームも、この考え方で作っています。
公開後の見直し方
採用ページは作って終わりではありません。次の 3 つを月に 1 回確認します。
- 採用ページの閲覧数と、応募フォームの完了数: Google アナリティクスで、応募完了をコンバージョンとして計測しておきます
- 応募者に「どこで知ったか」を聞く: 求人サイト、検索、SNS、紹介のどれが効いているかで、次に力を入れる場所が決まります
- 募集要項の更新日: 給与や制度が変わったら必ず反映し、「現在募集していない職種」は外します。古い情報は信頼を損ないます
まとめ
採用ページで応募者が知りたいのは、条件・仕事内容・職場の雰囲気・選考の流れの 4 つです。これを自社の言葉と写真で具体的に示し、スマートフォンから迷わず応募できるフォームを用意すれば、求人サイトだけに頼らない採用ができます。
株式会社Esolab は大阪市中央区の WEB 制作会社です。採用ページの制作から、写真撮影・動画制作、応募フォームの構築まで一貫して対応します。お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。

