子供たちにプログラミングに興味を持ってもらうには?
プログラミング教育を教えるための準備はできたが、子供がプログラミングに興味を示さない。
このようなことで困ってはいませんか?
プログラミングに限らず、習い事や習得してほしいスキルなどにも熱心に取り組んでくれないという経験をした方は多いのではないでしょうか?
では、子供の興味を特定の事柄に向かせるにはどうすればいいのでしょうか?
今回は子供に興味を持たせる方法をプログラミングの観点から説明していきたいと思います。
子供に興味を持たせる方法
強要しない
まず大切なのが、子供の興味を削がないことです。
宿題をさせるために「〜しなさい」と言ってしまっていませんか?
それと同じで「将来のために必要だからプログラミングしなさい」と言っても子供は嫌々取り組むことになり継続させる事が難しくなります。
これでは子供の興味を削いでしまっています。
出来る限り子供が主体的に興味をもち取り組む姿勢を大切にしましょう。
既に興味があるものから広げる
既に興味があるものから興味を広げていくのは非常に有効な手段です。
例えば、アンパンマンが好きな子供ならアンパンマン×プログラミングの教材・おもちゃなどから興味を持たせます。
また、ゲームが好きな子供ならビジュアルプログラミングを行えるScratchなども勧めることができます。
このように興味があることを織り交ぜて考えてあげれば興味を持たせることができます。
ただし、簡単すぎても難しすぎてもいけません。
簡単すぎては飽きてしまいますし、難しすぎては嫌になってしまいます。
よってツールの選定は慎重に行いましょう。
ツールについてはまた別記事にて紹介しようと思います。
やっている姿を見せる
ツールの選定が終わり、子供に渡してみたがそこまで興味を示さないといったこともあるかと思います。
そういった場合には実際に使用して取り組んでいる姿勢を見せましょう。
まずは自身が理解することが大切です。
理解してから子供の興味を引くようなリアクションをしましょう。
多少オーバーなぐらいが丁度いいです。
一人ではあまり反応がないというのであれば、家族でリアクションしてみましょう。
家族で「すごい!」「楽しい!」と言っていれば子供は必ず興味を示します。
自分もやってみたいと感じるはずです。
プログラミング友達を作る
プログラミングを学習するのであれば、学習するためのコミュニティは数多くあります。
一度プログラミング学習のコミュニティに参加してみましょう。
すると同年代ほどの子供がたくさんいます。
その場で友達を作ることができれば興味に自然と繋がっていきます。
また子供ならではの困っていることなども子供なりに共有し解決しようとする姿勢が見えることがあります。
この姿勢はプログラミングには非常に重要です。
まだ参加したことがないという方は一度参加してみることをオススメします。
褒めてあげる
何事でもそうですが、子供は褒められることが嬉しいです。
褒めてあげることが興味を持続させることに繋がります。
習い事もプログラミングもそうですが、継続しなければあまり意味はありません。
褒めなければ、興味を削いでしまうことになるのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、子供に興味を持たせる方法をプログラミングの観点から説明しました。
しかしこれらの内容はプログラミングに限らず、何事にも言えることだと思います。
確かに子供たちの性格などによっては該当しない場合があるかもしれませんが、大半の子供達には通用する内容だと思います。
大切なのは子供に学ばせるには少しでも自分が学ぶ必要があるということです。
あなたが興味を持って取り組めば子供は自然と興味を持つことができます。
まずはあなたが興味を持つことを意識しましょう。
この記事を書いた人
大西照
株式会社Esolab 代表取締役