PHPは比較的シンプルな文法ですが、オブジェクト指向プログラミングをするための機能も増え、Webサービスのサーバーサイドを開発する際などにも多く利用されており、幅広く利用されている言語です。ホームページを制作する際に多く用いられるワードプレスもPHPで構築されています。

今回はそのようなPHPのライブラリについて説明とオススメのライブラリをいくつか紹介したいと思います。

ライブラリとは？

そもそもライブラリとは何なのでしょうか？

ライブラリとは、試用頻度が多いような機能をまとめたものと思ってもらえればいいかと思います。

ライブラリを使用すれば、呼び出すだけで複雑な処理や共通な処理を使用することができます。

ライブラリは非常に便利なのですが、かなりたくさんの種類があります。

そこで便利なライブラリをいくつか紹介したいと思います。

PHPのオススメライブラリ

Faker

このFakerというライブラリはWebサービスなどで必須となってくるダミーデータを作成してくれます。

どのようなシステムでも必ず必要となってくるユーザー情報などのダミーデータを生成してくれるのです。

一々ダミーデータを考える必要がなくなり開発をスムーズにしてくれるのでオススメです。

PHPMailer

Webサービスなどを構築する際にかなりの頻度で使用するがメールを送信する機能です。

多くの頻度で使用するのですが、一から構築しようと思うとなかなか面倒です。

そんな時にはこのPHPMailerを使用するのがいいと思います。

基本的に使用する機能はほぼ全て揃っているので非常に有用です。

Upload

ファイルをアップロードする機能もよく使用する機能です。

そのようなファイルのアップロード環境を構築することができるライブラリがUploadです。

ファイルの上限サイズなども指定することができ便利です。

Respect/Validation

ユーザーが入力した内容をバリデーション処理でチェックするためのライブラリがRespect/Validationです。

このライブラリの有用な点は、バリデーションチェックの細かい条件の指定ができる点です。

細かすぎるという意見もあるこのライブラリですが、指定できないよりは断然いいのでオススメします。

細かすぎるため初心者には少し難易度が高いかもしれませんが、慣れさえすれば非常につ使い勝手がよくなってきます。

まとめ

簡単にオススメのライブラリを紹介しましたが、いかがだったでしょうか？

補足でライブラリをインストールする際には、「Composer」という管理ツールを使用することがよくあります。

Composerを使用すれば容易にライブラリのインストールを行えるため、気になる方は調べて見るのもいいかもしれません。

最後にライブラリは非常に便利ではあるのですが、何でもライブラリにたよってしまい不要な機能が増えてしまうということもあり得ます。

そうならないように、しっかりと選定してから使用するようにしましょう。