【保存版】WordPressで作ったサイトをローカル環境→本番環境アップする方法

【保存版】WordPressで作ったサイトをローカル環境→本番環境アップする方法

INDEX

    1. 1.FTPソフトのダウンロード
    2. 2.サーバーの契約
    3. 3.Filezillaの設定
    4. 4.ソースコードのアップロード・修正
    5. 5.データベースのインポート・エクスポート
    6. 6.パーマリンク設定
    7. 7.noIndex設定など
  1. まとめ

こんにちは、エソラボの大西です。

今回は、WordPressをローカル環境より、本番環境にアップロードをする方法に関してお話をさせて頂きます。

この記事では

  • WordPressの本番アップの方法

を書いておりますので、これからローカル環境でWordPressの構築が終わったから、本番アップをしたい!という方はぜひ参考にしてみてください。

目次

  1. WordPressの本番アップの方法
    • FTPソフトのダウンロード
    • サーバーの契約
    • Filezillaの設定
    • ソースコードのアップロード・修正
    • データベースのインポート・エクスポート
    • パーマリンク設定
    • noIndex設定など
  2. まとめ

WordPressの本番アップの方法

日々、クライアントワークをこなしている制作会社勤務の方などはご理解いただけるかと思いますが、
本番アップは制作歴が長い人でも緊張感を持って取り組みます。

自分のサイトであれば大きな問題はないのですが、ことクライアント様のサイトで本番アップをするとなると、絶対に失敗は許されません。

ですが、手順としてはそこまで多いわけではございませんので、まだ知らないという方や、本番アップ不安だなという方は是非参考にしてくださいね。

では早速ですが、Wordpressの、ローカル環境から本番環境へアップロードをする方法をお伝えします。

1.FTPソフトのダウンロード

まずはFTPソフトのダウンロードが必要となってきます。

FTPとはFile Transfer Protocol(ファイル・トランスファー・プロトコル)の略で、要するに
ローカル環境と本番環境でファイルをやり取りをする際に使用するソフトという認識でOKです。

FTPソフトにも色々と種類があるのですが、今回はFileZillaというソフトをご紹介させていただきます。

FileZillaはFTPソフトの中でも非常に多くの企業に取り入れられているソフトで、安定動作なのと、操作しやすいところがメリットとなります。

ただ、時間を指定してファイルをアップロードをすることなどはできないので注意しましょう。

FileZillaはこちらのサイトからダウンロードをすることができますが、
「FileZilla Client」と「FileZilla Server」の二種類があります。

今回の作業で必要なソフトは「FileZilla Client」
となりますのでダウンロードをする際はご注意ください。

FileZillaをダウンロードする

2.サーバーの契約

次の作業としてサーバーの契約が必要となります。

そもそもサーバーがなければインターネット上にサイトを公開することはできません。
ですのでサーバーの契約は必須となります。

弊社では普段からXSERVERというサーバーを使用することが多いので、今回はXSERVERをご紹介させていただきます。


XSERVERのようなサーバー会社のサービスを、よく「レンタルサーバー」というふうに呼ぶのですが

レンタルサーバーは他にもたくさんあり、代表的なサービスでいうと「ロリポップ」や「さくらサーバー」といったサーバーがあります。
ただ、ロリポップやさくらサーバーなどは値段が安い分、操作がしづらかったりサイトの表示速度が遅くなったりすることがあります。

ですので費用感が合えばXSERVERを契約されるのが一番無難かなと思います。

XSERVERはこちらから契約することができるので是非お試しください。

XSERVERのサイトへ行く

3.Filezillaの設定

サーバーの準備も終わり、さあ次はファイル転送の準備に入ります。

ファイル転送をするには先程ダウンロードをしたFileZillaを使います

設定というほど大したことではございませんが、FileZillaでファイル転送を始めるためには、先程契約をしていただいたXSERVERとの紐付けが必要となります。
ですので今から設定方法をお伝えいたします。

まずはXSERVERの画面の説明ですが、大きく左と右に分かれていることが確認できるかと思います。
左側がローカル環境(ご自身のパソコンの中のファイルが表示されています)

右側が本番環境
となります。

ただ、今はまだサーバーに接続をしていませんので、「どのサーバーにも接続されていません」と表示されていることをご確認ください。

次にサーバーの接続ですが、左上のサーバーのアイコンをクリックしてください。
そこでホスト名とユーザー名・パスワードを入力します。

こちらの入力情報に関してはサーバー契約時のメールに記載されていますのでそちらをご参照ください。

4.ソースコードのアップロード・修正

今までの手順は、移行作業ではなく移行するための環境構築でした。
さて次からがいよいよ本番です。

今から行っていただく作業がファイル転送の作業となります。

先程設定をしていただいたサーバーのアイコンをクリックして、サーバーの接続ボタンを押してください。

ここでうまく接続ができない方は再度入力したホスト名やパスワードが正しいかご確認ください。

サーバーの接続が終われば、次はアップロードです。
おそらく今は右側のサーバーの画面に色々なフォルダが並んでいるかと思います。

そこで登録されたドメインをクリックし、「public_html」フォルダの中に入ってください。

例えば「hghg.com」というドメインを取得されている方は
hghg.com/public_htmlというディレクトリに移動をお願いします。

移動ができれば次は左のローカル環境から右のサーバーの画面へファイルをドラッグ&ドロップをしてください。

どうですか?無事に転送が始まりましたか?

こちらでソースコードのアップロードは終了です。

ただ、ローカル環境と本番環境で一部ソースコードが異なるところがあるのでそちらのファイルのみ修正が必要となります。

それはこちらの画像で印をつけさせていただきました「wp-config.php」というファイルです。

このファイル(本番環境にアップロードしたwp-config.phpです)をテキストエディタで開いていただきますと
このような画面となっているかと思います。

ここの
データベース名・ユーザー名・パスワード・ホスト名をローカル環境のファイルから本番環境のファイルへ情報を更新しなければなりません。

ここの情報はXSERVERのサーバーパネル内、MySQL設定より
MySQLユーザーの追加をしていただき、その後MySQL追加をしていただきます。

例えば
ユーザー名を
test_admin

パスワードを
admin

MySQLをtest_db

で作成された場合はそのままの情報をwp-config.phpの該当箇所に挿入されてください。

ホスト名に関してはMySQL一覧タブの一番下に書いてあるものを記入してください。

そして変更したwp-config.phpを再度本番サーバー環境にFTPで転送をすればソースコードの修正は完了します。




5.データベースのインポート・エクスポート

次にデータベースのインポート・エクスポートの箇所を行います。

こちらもソースコードと同じで、
ローカル環境→本番環境の順番でエクスポート・インポートを行います。

まずはmampのphpmyadminに入っていただきます。
そこで該当のデータベースを選択し、エクスポートをされてください。

エクスポートの際はExport methodをCustomにしSave Output a Fileにチェックを入れてからエクスポートをするようにしてください

mampデータベースエクスポート

その後、xserverのphpmyadminに入り、該当データベースをクリック→インポートをするだけです。

ただ、それだけではなく、画像にある
SiteURL」と「home」のURLをlocalhostから本番環境のURLに切り替えてください。

こちらで本番環境のURLにアクセスするとサイトが見れるようになりました。

あとは細かい設定を本番環境上で行っていきます。

6.パーマリンク設定

さて、本番環境のドメインが見れるようになったあなたは本番公開まであと一歩です。

あとはパーマリンク設定を行っていただきます。

こちらは、WordPress管理画面の設定→パーマリンク設定にアクセスしていただき、何も押さずに下までスクロールをしていただき「変更を保存」ボタンを押すだけです。
なんのためにこちらの作業が必要かというと、データベースのURLを本番環境のものに置き換えるためです。

こちらの作業を省いてしまうと、トップページ以外のページにアクセスできない!というようなことになりますので注意してください。

7.noIndex設定など

あとは、

  • 設定→表示設定から「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックを入れている方はチェックを外していただく
  • SSLを設定される方はReallySimpleSSLプラグインを入れていただき、SSL対応をさせる


だけで本番アップが完了します。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

かなり長くなってしまいましたが、一般的なサイトであれば上記の通りのことをするだけで本番アップをすることができます。

工程が多く、ややこしい!と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、サーバーへのアップは「慣れ」です。

何件も何件もこなしていただくことでようやくサーバーアップの過程を完璧にすることができるかと思います。

ですので最初はこの記事を読みながらでもそのうちは一人でサーバーアップができるようになることをお祈りしています。

また、株式会社EsolabではWordPressのコーディングを含めたWEBのデザイン・制作をしております。
大阪でホームページ制作などを検討されている方は是非一度ご相談ください。

この記事を書いた人

大西照

大西照

株式会社Esolab 代表取締役

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